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シロクマの粘土板

本拠地は「シロクマの屑籠」です。こちらは現時点では別館扱いです。

野次や文句に対峙する際のブロガードクトリンを目撃して、暫し興奮

コミュニケーション 執着

 
 忙しいけれど、ごちそうを我慢できなかったのでちょっとだけ。
 
それでも、ブログには「観客」が必要なのだと思う。 - いつか電池がきれるまで
野次や文句はブロガーにとってご褒美 - Hagex-day info
やりすぎない。 - いつか電池がきれるまで
 
 ブログが単なる日記と違って面白いのは、一人だけで考えていただけでは言語化されそうにないものが、他のブロガーとのやりとりのなかで浮上してくるところだと思う。上記3本のブログ記事は、id:fujiponさんの記事を受けてid:hagexさんが言及し、その言及を受けてfujiponさんが三番目の記事を書いてらっしゃる。一番下の記事内容は、hagexさんが言及しなかったらfujiponさんの無意識の領域から出てこなかったんじゃないだろうか。こういう「無意識から駒」が起こりやすいのがブログというツールで、だからこそブログを思考の一ツールと位置づけるのはアリだよなーという印象を新たにした。
 
 それはさておき。
 「野次」や「文句」に対するお二方の考えはどちらも興味深い。一方が正しくて一方が間違っているというわけではなく、ブログやアカウントの運営方針や目的などによって、正解は変わってくるだろう。言い換えるなら、「野次や文句ばかり言ってくる相手」にどう相対するかはブロガーの数だけバリエーションがある筈で、自分のブログやアカウントの性質を反映させた方針を自分の頭で考えなければならないものだとも思う。
 
 今回示されたfujiponさんとhagexさんの方針も、おそらく、というよりも確実に、それぞれのブロガーとしての性質やブログの運営目的を反映したものと考えてほぼ間違いない。少なくとも、こうしたやりとりのなかで言及される程度には、反映しているだろう。
 
 ただし、上記が彼らのブログ運営方針やブロガードクトリンをそっくりそのまま反映したものなのかは、わからない。特に、百戦錬磨のhagexさんの記事は、この「意味もなく殴られたら手榴弾を投げつけろ!」的な記事自体、率直な表明なのか、間抜けなブロガーの好戦性を煽るための仕掛け含みなのか、傍目にはわかりにくい。まあ、識別しようと頑張ってもわかりっこないので、とりあえず両方だと思っておこう。
 
 ただし、記事はhagexさんのブログ運営のポリシーと矛盾するものではなさそうだし、注意深く相手を観察し、ここぞというタイミングでこれぞという相手に飛びかかる周到さを備えていれば、bad boy rateやカルマや威信値の管理もじゅうぶん可能と思われ、わりと普通のブロガーな人でも参考になりそうではある。
 
 世にブログ論は数あれど、この手の「野次や文句に対峙する際のブロガードクトリン」は、あまり語られる機会が無い。たとえ語られたとしても、説得力の無い、願望を書き殴ったような記事が多く、そういう意味において今回のエントリ応酬は貴重なものだったと感じた。はてなブログ上で、こういうやりとりがたくさん読めたらいいなと思いました。
 

シロクマ(熊代亨)の著書