シロクマの粘土板

本拠地は「シロクマの屑籠」です。こちらは現時点では別館扱いです。

執着

「息子よ、稼ぎには二つの種類があるということを知っておきなさい。ひとつはお前が求める稼ぎ、もうひとつはお前を求める稼ぎだ。」

以下の文章は、インターネットの生存戦略としても、現代人の智慧としても、私には説得力のあるもののようにみえるので、写経して飾っておくことにした。 欲望は満たすことができず、運命で定められた人生を超えることはできないということを確かなこととして…

「昭和党」はきっと当選しない

忙しさからの逃避として書いているので、いろいろご容赦&お察しください。 社会の未来について語られても、現代が不思議で参考にならない - ←ズイショ→ 昨日のブログ記事に、ズイショさんからお手紙を頂きました。ありがとうございます。 まず、夜中の一時…

ドMなのは、ブログじゃなくて、あなたじゃないんですか

www.pojihiguma.com 「結果が出ねえ」という“泣き言”や“不安”について。 ブログを四か月書いている人が、皆が皆、そのような“泣き言”や“不安”を表明していて問題意識が共有されているなら、なるほどブログというメディアの問題ですね、と考えたくなります。…

「高嶺の花」のようなワイン、「高嶺の花」のような人物

「高嶺の花」のようなワインに出会って絶句する体験が、ある部分では幸福をもたらし、ある部分では厳しい執着を生む以上に、「高嶺の花」のような人物に出会って絶句する体験は、ある部分では幸福をもたらすと同時に、ある部分では厳しい執着を生んでしまう。…

ネットユーザーを推し量るリトマス試験紙(のひとつ)

ネットユーザーの性質を推し量るリトマス試験紙のひとつとして、 1.成功者の自慢話を読みたがるのか。 2.非モテやコミュ障の身の上話や悩みを読みたがるのか。 どっちを選びたがるのか訊いてみる(そして実測してみる)のはかなり有効だと思う。2.はとも…

さいきんの自意識潜水艦戦について

はてな村奇譚74 - orangestarの雑記 リンク先では、おねえさんがシロクマにドングリを蒔いているいるけれど、飛びつくのはB!KUMAガールズのほうかもしれない。もし、どんぐりひとつひとつに小さく《承認欲求》《自己効力感》とか印字してあるなら話は違っ…

所属欲求とはてな村

それって本当に承認欲求?――群れたがりな私達 - シロクマの屑籠 リンク先では所属欲求の例として2chやニコニコ動画を挙げたが、はてなユーザーとしての私は当然、はてな村(その実態は、はてなブロゴスフィア)についても言及したくなる。なぜなら、はてな村…

執着について思うこと2

先日の執着関連の文章に反応を頂いたので、お返事……と言えるかどうかわかりませんが、もんやりと頭に沸いたことを虫ピンで留めてみたいと思います。 まず、こちら。 「場の文脈」より「アカウントの自由」が先立つインターネットでは「言及しましたね!」の…

節制を欠いた執着は、悲しいものですね

はてな村奇譚32 - orangestarの日記 今回もまた、娑婆世界の理に触れる思いで「はてな村奇譚」を拝読した。 この「はてな村奇譚」シリーズって、ローカルなネットコミュニティにしか適用できない話も幾つかあるけれども、ネット全体、娑婆世界全体に該当し…

「はてなブログがまじょをうむなら みんなしぬしか ないじゃない」

はてなブログのシステムは残酷だ!! - はてなブログを毎日書いていたら10Kg痩せました! いやいや、ここ最近のはてなブログの、お立ち台機能、恐ろしいですよね。はてなダイアリー時代にもその傾向はありましたが、システムが洗練されたせいか、前より簡単…

もしもポエムが書けたなら――orangestarさんへの私信

(私信めいたもの)少子高齢化、ロードサイドの話になると、シロクマ先生はどうも歯切れが悪い - orangestarの日記 replyありがとうございました。ついでに、ブックマークコメント等で様々な考察や文献を示して下さった方々にも御礼申し上げます。 江戸期の…

承認欲求ゾンビブロガー発見!ロックオン!

ブログ更新の気力を失ってるのに4回も更新してるバカ - あざなえるなわのごとし リンク先のid:paradisecircus69さんは、以前から見知っているブロガーさんです。毎日毎日、たくさん記事を書き綴っていて「うわー凄い人だなー」と思う一方で、そのモチベーシ…

野次や文句に対峙する際のブロガードクトリンを目撃して、暫し興奮

忙しいけれど、ごちそうを我慢できなかったのでちょっとだけ。 それでも、ブログには「観客」が必要なのだと思う。 - いつか電池がきれるまで 野次や文句はブロガーにとってご褒美 - Hagex-day info やりすぎない。 - いつか電池がきれるまで ブログが単なる…

シロクマ(熊代亨)の著書